労災隠しが横行か?〜テスラ元従業員らが証言した〜「未来の工場」の驚きの実態
https://www.technologyreview.jp/s/84161/tesla-says-its-factory... 工場では深刻な衝突事故が起きており、明確に認識できる歩行者通路がないことを憂慮した総合組み立てラインの当時の安全専任者は、危険を示す警告色として従来から使われてきた黄色を使うべきだ、と上司に進言した。
だが、それに対する返事は、「イーロンは黄色を好まない」だった。
最先端のテクノロジーと世界を救うビジョンの融合は、テスラの大きな売り物だ。安全部門の指導員ジャスティン・ホワイトをはじめとする多くの人たちは、大きな力を持ち、今や画期的なロケットの打ち上げを成功させた
イーロン・マスクCEO(最高経営責任者)に刺激されてテスラで働く道を選んだ。
ホワイトやその同僚が目の当たりにしたのは、安全性よりも独特な方法やスピードが優先される、無秩序な工場フロアだった。手っ取り早い方法を正当化したり、懸念を否定したりするために、しばしばマスクCEOの名前が
引き合いに出されたという。
度重なる工場内での労災事故への非難が高まる中、最近になってテスラは2017年の労災頻度が大きく下がったことを喧伝した。従業員100人あたり約6.2件という、自動車業界平均相当まで下がったというのだ。だが、テスラ
における実状は、必ずしもそうではない。リビール(Reveal)の調査では、法的に義務付けられた報告書において、複数の重大な負傷事故の記載を怠ったことが判明し
ている。労災事故の件数を実際の件数よりも少なく見せていたのだ。
2017年4月、タリク・ローガンは、工場で使っていた有毒な接着剤が気化したことによって、衰弱性頭痛に悩んでいた。ローガンは母親に対し、「本当にひどい頭痛がしていて、何かがおかしい」
とメッセージを送った。ローガンは激しい痛みに耐えられず働けなくなり、その痛みに何週間も苦しんだ。
だが、吸入による傷害と診断されたローガンのケースは、州法および連邦法によって企業に義務付けられた正式な労災記録に記されることはなかった。また、別の工場従業員の、捻挫、過労、
反復的な圧迫による負傷・傷害の報告も、記録されることはなかった。
「生産地獄」を生き抜いたテスラ、労働環境の改善を発表
昨年、テスラがEVの生産台数を倍増する計画を発表した際、CEOのイーロン・マスクは「生産地獄になる」と述べた。しかし、2018年の同社工場における労災発生数は前年から横ばいにとどまっ
た。メディアは、これまでテスラの労災発生数の高さや、怪我の報告が徹底されていないことを批判しており、同社は安全手順の強化に取り組んでいた。テスラは、カリフォルニア州フリーモントに
ある工場で「モデル3」「モデルS」「モデルX」を生産している。同社で安全責任者を務めるLaurie Shelbyによると、昨年の同工場における労災発生数は、労働者100人当たり平均6.2件と前年並みだ
ったという。
https://forbesjapan.com/articles/detail/25349/1/1/... イーロン・マスクの下で働くとは、地獄の生産現場を生き抜く 〜 〜 と言うことで 〜 〜 こっちも、バイデン民主党政権に代わったから、メスを入れていくでしょ ! ! !
返信する