>>33 違うよ。マーケティング力と工作力で作り上げられたんじゃない。
アメリカはフルサイズ全盛の時代に日本車(初代シビック等)を受け入れた。
マスキー法で燃費や排ガスが問題になっていた時代とはいえ広さが正義というのなら彼等にとって
実質二人乗りな初代シビックをはじめとする日本車は甘受できない筈。
欧州は使途用途による棲み分けが明確で例えば多くの車種でセダン、HB、ワゴンのボディ形状でWBが違う。
セダン(HB)比で70-100mm程度ストレッチされたワゴンボディ、、、というのが一般的。
なにがなんでも「広さ」だったら初めからすべてのボディ形状でストレッチすれば良いのだが、そうではない。
対する中国は、ドイツ勢のすべてのメーカー、もちろん日本車もほぼすべての車種でWBをストレッチした”中国専売モデル”
が存在しCクラスも3尻も欧州や北米や、もちろん日本向けとは異なる「広さ」を追求したモデルを売ってる。
其々が押し付けではなく、其々のニーズや価値観、またはニーズによるローカライズなわけだ。
大は小を兼ねるというのならWBをストレッチした”中国専売モデル”を全世界で売れば良いはずだ。
要するに豊かさの問題だよ。
例えてみれば、建蔽率30%程度の平屋の家を建てるか?容積、建蔽共にカツカツの
猫の額に3階建ての狭小住宅を建てるか?深層心理、もっと有り体に言えば根っからの貧乏性。
ようやく日本も使途用途による審美眼が芽吹いてきたということなんだよ。旺盛な消費が豊かさの目安な経済成長中の中国を
みれば、かつての日本が透けて見える。逆に言えば、猫の額に3階建ての狭小住宅を求めるかのごとき軽自動車は
物質面ではなく精神面で根っからの貧乏性という理屈には、ある程度の説得力がある。
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