キャッシュレス普及で増える“手数料” 利益圧迫に中小飲食店がため息 「もう1店舗できるくらいの金額」


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001 2024/04/09(火) 13:25:40 ID:wv1MmRxqRA
 SNSに投稿された「キャッシュレス化の波、どうにかならないのか」という、飲食店主のつぶやきが話題になっている。

 その投稿では、キャッシュレス決済で手数料が引かれるため、「どんだけ辛いか。現金で払ってくれるお客様が神様に見
える」と投稿された。ABEMA的ニュースショーでは、SNSに投稿した、千葉・船橋駅近くの「Pizzeria Bar Trico 船
橋店」の白鳥賢オーナーを直撃した。

「毎月カード手数料がまとまってくるが、明細を見て『いままでこんな高くなかったのに』とショックを受けた。売上がい
ったんカード会社に行き、手数料を引かれて入金される。格安店のため(影響は)大きい」(Pizzeria Bar Trico・白
鳥賢オーナー)

 この店の場合、クレジットカード決済は3.24%、PayPayなどのQRコード決済は1.98%の手数料が発生し、店側が負担
している。経営する3店舗で、キャッシュレス手数料は月30万円にのぼる。

「1000円の商品を売ったとき、原価が40%、人件費が20%強。光熱費なども引くと、お店の利益は10%もなく、100円あ
ればいい方だが、そこから30円取られるから大きい。手数料は自宅の家賃より高く、もう1店舗できるくらいの金額」
(白鳥賢氏)

 税理士の金子尚弘氏は、飲食店や小売店などは「仕入れ値が上がる中で、クレジット客の比率が高まると、その分利益を
圧迫する」と指摘する。

「利益ではなく売上の3%が飛ぶのは、かなりの負担。PayPayは導入当初、手数料を取っていなかったが、2%近くにな
った。手数料が上がる段階で、やめようとする店は実際に複数聞いたことがある」(税理士・金子尚弘氏)

 政府はインバウンド需要の拡大を見込み2025年6月までにキャッシュレス決済比率4割程度をめざす目標を発表。現在
の普及率は39.3%。将来的には世界の水準に合わせ80%までもっていきたいとしている。

 そもそもキャッシュレス決済の手数料は、なぜ発生するのか。ITジャーナリストの三上洋氏は「複数事業者が入ってい
るから」と解説する。まずは、決済端末を入れて、回線接続する決済代行業者だ。続いて「チャージ自体にもお金がかか
る」。銀行やクレジットカードなどにも手数料がかかり、「シンプルに見えても、たくさんの事業者が入っているため、ど
うしても経費がかかるのは、やむを得ない」という。

「以前の調査では、現金客よりも、キャッシュレス客の売上が上がったという統計が出た。客数の単価も見込める。一方で、
コード決済の事業者も順調とは言えない。また、クレジットカードなどでは一般的に翌月入金のため、現金が1カ月後まで
入らないリスクは、中小企業や個人店舗では大きい」(ITジャーナリスト・三上洋氏)

 金子税理士は「利益率1~2%で回っている店にとっては、価格を変えないと、手数料が増えた分だけ赤字になる場合が
ある」と語る。白鳥オーナーは「(キャッシュレス化の)波は止まらないため、仕方なく払っている」としつつも、「最終
的には価格転嫁するしかない」と胸中を明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/309025cdcfacd896237e6...

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018 2024/04/30(火) 04:00:34 ID:OHvOB8x2Jc
店はキャシュレス化されると完全に透明化されて売上を誤魔化せなくなるからな
サラリーマンは否応なく天引きされてるんだから、可能な限りキャシュレス化してくれ

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