>>95  少し冗長になるが、とある公立の底辺校に学習支援に行った経験者からの話。 
 兎にも角にも酷いものだったようで、英語ではknowとnoの違いが解らない、knowなんで初めて知った 
 世界地図上でメキシコをアフリカ大陸から探そうとする、明治維新の中心的人物に織田信長を挙げる等々 
 その他、教科・分野を問わず到底、高等学校の3年生とは信じ難い有様だった模様。   
 進学する意味がない--------だったら進学率98.7%なんぞで推移する理由は? 
              どうして?永年に渡り現状が放置されているの?                
 彼が最も問題だと感じたことは、教科書の知識だけではなく 
 諦めが早い、集中力がない、意欲がない、無気力、目標や目的がない等々で、それはスポーツや 
 ゲームなどの遊興分野や交友関係などの基礎的な行動にも色濃く反映されていることだと。 
 3学年で360余名を有し、それだけいても一つとして運動部が組織できない。 
 唯一野球部が、同様の底辺校3校で合同チームを組織するのが精一杯で他の運動系、文科系は皆無。 
 意欲がない、無気力、目標や目的がない等々が顕在化した典型例だ。 
 1学年120余名のすべてがADHDのような多動性障害、発達障害だとは到底思えない。 
 が、卒業後の離職率は高く、定着率は低く所在不明者も数多いと学校からの説明を受けて 
 現状の底辺校の在り方、有り様について疑問を抱かざるを得ないと。 
 彼は問題意識を抱く立場だったわけだが、一方で視点を変えると機能不全な学校にでも進学している 
 という現実がある。転じて、本来あるべき姿を模索するのも是、一方で機能不全と知りつつ 
 社会に於ける帰属場所として現状を容認するのも是。大学に本来的な高度な教養を求めるのも是 
 社会に於ける帰属場所として現状を容認するのも是。今は部分的に大学が高校を内包しつつあると思うぞ。
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