
何と言っても、私は政治家への「おもてなし」しっかりとやっています!   
 だから政治家は、私に儲けて欲しいんですよ!           
  2017年に日本に上陸した香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーは、親子上場をターゲットにしたことで、株式市場で知られる存在になった。 
  オアシスが次に標的にした親子上場企業は、パソナグループである。17年11月、オアシスはパソナに経営改善策を提案した。 
 「パソナはベネフィット・ワンの55.13%を保有。同持ち分は935億円の価値を有しており、パソナの時価総額を62%上回る。足元のパソナの時価はベネフィット・ワン 
 の価値を除いた場合には、マイナスとなっている希有の状況」とし、(1)適切な経営資源の配分、(2)厳格なコスト管理体制の構築、(3)ガバナンス体制の刷新を提 
 案した。
https://biz-journal.jp/2019/08/post_115328.htm...     オアシスは2017年11月9日に開設した特設サイトで、パソナの発行済み株式の5%弱を保有していることや、提案書をパソナ側に送ったことを公表した。経営陣との面 
 談を求め続けているが、拒否されていることにも言及した。 
  オアシスの創設者で最高投資責任者(CIO)のセス・フィッシャー氏は、11月10日付日本経済新聞のインタビューで、パソナに経営改善の提案書を提出した理由をこう 
 述べている。「良いビジネスを持っているのに、経営資源の配分やコスト管理体制、コーポレート・ガバナンス(企業統治)に欠ける。我々の提案が実現すれば、営業利 
 益率は(業界平均を下回る)1.6%から5.9%へ劇的に改善するとみている。(略)南部靖之グループ代表は東京都心に牧場をつくったり、豪華な迎賓館をつくったり、周 
 りに何もない地方にテーマパークをつくったりしている。個人のアイデアとしてはいいが、上場会社の施策として適当ではない。会社を個人の貯金箱のように使うのはや 
 めるべきだ」オアシスが槍玉に挙げたのは17年8月、東京・大手町のパソナ本社に開設した牧場のことだ。山羊、牛、豚、フラミンゴ、フクロウを飼っている。同年7月に 
 は体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」を兵庫県淡路島にオープンした。 
  また、迎賓館とは東京・元麻布の「仁風林」を指す。14年、ミュージシャンのASKAが覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたとき、仁風林がスポットライトを浴びた。パ 
 ソナが政治家や官僚を接待するために設けた迎賓館で、美女たちが“おもてなし”をしていた。 
  ASKAは迎賓館の常連で、一緒に逮捕された女性は“おもてなし組”のひとりだった。 
  オアシスは南部氏に対して、「道楽とビジネスを混同するな」と警告したわけだ。 
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