いるんだよな。
ヘボ評論家やジャーナリストの戯言真に受けて、
BEVはゴルフカートやミニ四駆みたいに、組立・製造できると思っている連中。
命預けて、100km/h 巡航可能レベルの車となるとそうはいかないのにね。
ま、ヤフコメ民もその程度ばかりだけど。
モーターは条件によっては2万回転近く回るし、対象は2t近い鉄の塊だから、
それ相応の耐久性が求められるし、当然冷却システムが必要になる。
モーターに加え、インバーターやバッテリーや室内をバラバラで温度管理が
必要となる。温めたり、冷ましたり。
テスラが特許を持っている、熱マネジメントシステムのオクトバルブの
構造の複雑さを知れば、黒字になるまで17,18年かかったのも分かる。
BYDも相当複雑だよ。
ちゃんと読むなら有料になるが、以下をちゃんと読んでから能書きタレてもらいたいところ。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02634/11070... BYDとテスラが競うEVの熱管理、独自分析で違いくっきり
他に、日経クロステックでは実際に安物ではないマトモな品質のBEVを分解しているからね。
BYDの場合バッテリーが床にへばりついて、再利用の見通しがたたず、
地球にやさしいはずのEVであるか疑問であることまで書いてある。
まあ、コスト削減を優先した結果だろうね。
ついでにパーツのコモディティ化で価格下落間違いなしとか、
勝手に思い込んでいるのも大半だけど、マトモな品質となると、内製化が必要で、
テスラもBYDも内製化を進めている。
この様子だと今後も、マトモに黒字化できるBEVメーカーは数限られるだろうね。
以下も読んで欲しい。
--------------------------------------
Vinグループ創業者のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)氏は
「24年には販売数は6万~7万台となり損益ゼロ、25年度には利益を生み出せる」
とはしているものの、6~7万台の販売(工場稼働率20-25%)で利益が生み出せるのかには疑問は残ります。
いつまでこの赤字をvinグループが許容するのか、今後どれだけ赤字を縮小できるのかが見ものです。
ビンファストが発表した2023年1~9月期の連結決算は、最終損益が41兆6598億ドン(約2540億円)の赤字。
販売は増えた一方で、コストが膨らみ赤字幅は更に広がっています。
-------------------------------
中国よりも人件費の安いベトナムでBEVの製造を始めたが、黒字化できるかは極めて怪しい状況になっている。
家電やパソコンとBEVが同列なら、先手必勝でこの手が勝ちになるはずだが、そうはいっていない。
伊達に中国のスマホ屋がPHEV出すわけじゃないですよ。
返信する