トヨタ一押しのEV「bZ4X」、ネジ締結で泣いた脱輪リコールは防げたか


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001 2022/12/05(月) 13:19:15 ID:8v3w0mNT3M
トヨタ自動車にとって手痛い失敗となった。同社が2022年6月と10月の2度にわたって国土交通省に届け出たSUV(多目的スポーツ車)タイプの電気自動車(EV)「bZ4X」のリコールのことである(図1)。締結部分に品質不具合があり、タイヤが脱落する恐れがあるという「重大な欠陥」が見つかったのだ(図2)。万が一、走行中に脱輪することがあれば運転者だけではなく、周囲にいる人間にも危害を及ぼす可能性がある。トヨタ自動車は「安心・安全」を何よりも優先してクルマづくりを進めてきた。そのイメージを傷つけかねないミスである。

それだけではない。bZ4Xはトヨタ自動車にとって「EVにも本気」(同社豊田章男社長)という姿勢を形にして世間に大々的にアピールするためのクルマだった。事実ではないと同社は懸命に訴え続けているが、世間にはいまだに「トヨタ自動車はEVで後れを取っている」というイメージが根強く残っている。bZ4Xは、同社が今後続々と新車を市場投入するEV「bZ」シリーズの第1弾だ。世間に流布する誤ったイメージを払拭するための大切なクルマで、同社はつまずいてしまったというわけである。

◆異例のメディア対応と時間

事の重大さはトヨタ自動車も痛感していたようだ。2022年10月6日、トヨタ自動車はこのリコールの原因と改善策をメディアに説明した。自動車メーカーがリコールの詳細をメディアに明らかにするのは珍しい。通常はその概要を国交省に届け出る程度だ。例えば今回のリコール(2度目)では、次のような文面を同省に届け出ている。

「ディスクホイール(ホイール)取り付け部において、ホイールの加工およびハブボルトの仕様が不適切なため、ハブボルトの締結力が車両の走行性能に対して不足し、連続した急加速や急制動の繰り返しなどで、当該ボルトが緩むことがある。そのため、そのままの状態で走行を続けると異音が発生し、最悪の場合、タイヤが脱落する恐れがある」

このように、概要(品質不具合の現象)は分かるものの、設計もしくは製造に関して技術的にどのような原因で欠陥が生じたのかは説明されていない。

今回のリコールでは、最初に国交省にリコールを届け出て(2022年6月23日)から改善策を見いだす(同年10月6日)までに3カ月以上かかっている。この期間の長さも異例のことだ。通常、自動車メーカーは改善策を伴って同省にリコールを届け出る。だが、トヨタ自動車は今回のリコールにおいて、1度目の届け出では原因が不明であるとの理由で改善策を未定としていた。原因の究明と改善策の評価に時間がかかったのである。

以下ソース
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07385...

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※省略されてます すべて表示...
022 2022/12/11(日) 00:55:29 ID:CVvCX/CSxE
>>21
スタッドボルトとナットよりラグボルトだけのほうが部品点数は少ない

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