(続き)
次に、家庭用蓄電池
日本の世帯総数は約6000万世帯。そのうち戸建て住宅は約2900万戸、余談だが、これとは別に空屋(戸建ての)は848万戸。
仮に、戸建ての半数が蓄電池を置いたとして約1500万個。
現行の家庭用蓄電池の実用耐用年数は10~15年とされる。(サイクルとしては約6000~10000サイクル)
また、価格相場は、一般家庭向け12~16kWhで工事費込みで約300~350万円。
蓄電池の補助金は「蓄電容量1kWhあたり3.7万円」なので12kWhなら44万円。
補助金を差し引いても現状では300万円近辺の初期投資が必要。
で、10~15年後には寿命を迎え、更新する必要があると。
日産リーフの廃バッテリーから状態の良いセルだけを選別してJR東日本が踏切のUPS電源として再利用する試みがある。
が、現状でEV車の廃バッテリーの具体的なリサイクルは「この話のみ」。
昨日、日本市場参入を発表したBYDは車体パネル(床)に挟み込むパネル式電池方式で事実上、交換できないし互換性も汎用性もない。
EV車で唯一、モジュール化しているのはボルボで、制限付き、一部のみながらバッテリーユニットとして(自社のみだが)汎用性を持つ。
その他は、まったくダメで
>>15のような話は、その片鱗さえもない。
当初、補助金やら、現状の電気代の高止まりやらで初期導入したとして、この先、年次年次で数十万個の蓄電池が寿命を迎えるわけ。
仮に、戸建ての半数が蓄電池を置いたとして約1500万個だからねぇ。
これを「どう始末するか?」「買い替えを、どう促進するか?」等々、まったく見えないでしょ?
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