>>32 某経済番組の太陽光特集観た?
要点を言えば、10年くらい前に太陽光パネルをつけた一般家庭の半数以上で
PCS(出力制御部)が壊れていて(2基あるうちの1基が故障も含む)
その大多数が「買い替えや修理をしない」と答えている。
また、パネルの破損や割れで発電不能になった家庭も2割程度ある。
「買い替えや修理をしない」理由は、10年前と比べて売電の旨味がない事と
自給自足で供するとしてもPCSの買い替え・修理コストが高すぎるので割に合わない。
また、別の番組だが石原良純氏が東京都の戸建て住宅へのパネルの義務化を
「天下の愚策」と評している。主な理由は、「そんなに陽に当たらない」と。
転じて、金沢は年間の降雨時間が2301時間で、また1月などは晴天率が6%、曇天率が8%
その他は、すべて雨と雪で年間を通しても晴天率は12%ほど。
晴れの国、岡山を抑えて年間の晴天が最も多かったのは山梨で東京は下位から35番目。
太陽光パネル自体の製品寿命は25年程度とされていて、国内には30年以上稼働している施設もある。
といいつつ、例の制御部に関しては、とある30年超の施設では3回、総入れ替えで更新している。
少ない例ながら、どうやら10年がPCSの更新の目途のようだ。
そして、パネル自体の製品寿命も25年とした場合、仮に全戸設置を義務化して、全戸が
耐用年数使用後に更新する(出来る)仕組み等々、足元も固めないで未来予想図もない。
また、日本の国土の半数は冬季に雪に覆われる、北海道や東北だけではない山陰地方や中部(岐阜など)も
雪国なのだよ。雪害からのメンテナンスなども含めて果たして年間を通してイニシャルとランニングの
コスト面で投下資本効果があるのか?等々
ネガティブ発言重ねるつもりはないが、山積する課題を「どうするのか?」くらいは
最低示して貰わねば、未来予想という名の根拠のないヨタ話には付き合えない。
返信する