生産コスト上昇で「モヤシ」業者が悲鳴 ラーメン店で山盛りモヤシを残す客に「道具ではない」と嘆きも


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001 2022/05/31(火) 17:17:19 ID:F.HACriiT.
 モヤシの生産業者がかつてない苦境に立たされている。原料種子価格の高騰や、ロシアのウクライナ侵攻の影響などに
よる原油高で輸送費や工場での燃料費がかさみ、生産コストが上昇している。にもかかわらず、小売店への納入価格はな
かなか上げてもらえない現状に、生産業者からは「薄利で耐えてきたが、もう限界」と悲鳴が上がる。客寄せの目玉とし
て激安販売されるなど「食卓の優等生」「財布に優しい」のレッテルを押し付けられてきたモヤシ。安価な値札の向こう
には、ギリギリの経営に苦悩し、廃業を選ぶ生産業者たちの現実がある。

*  *  *
「うちのモヤシが9円で売られている」

 今年に入って、モヤシの全国的な業界団体「工業組合もやし生産者協会」(東京)に、こんな報告が上がってきた。一
緒に送られてきた画像には、店頭でおなじみの200グラムのモヤシ一袋が毎日「9円」で売られている様子が写っていた。

 モヤシの小売店への納入価格は、200グラム一袋で20円台が一般的だ。協会ではこうした小売店での「不当廉売」と考
えられる事例については、公正取引委員会(公取委)に申告することにしている。今回のケースでは公取委から小売店に
対し注意がなされ、店頭価格は19円に上がった。それでも格安の価格である。

「モヤシは客寄せの目玉としての扱いが定着しており、消費者にも『安くて当たり前』という意識が根付いてしまってい
るのです」

 苦渋の表情でそう話すのは、同協会の理事長でもある旭物産(水戸市)の林正二社長だ。

 総務省の家計調査によると、モヤシ100グラム当たりの平均購入価格は2000年は19・15円だったが、21年は15・33円。

「店頭に並ぶ200グラム一袋は、30年前は約40円でしたが、ここ10年は30円程度に落ち込んでいます」(林社長)

 その一方、中国から輸入しているモヤシの原料種子「緑豆」の価格は2010年以降、ほぼ右肩上がり。ここ2年は天候不
順による不作なども影響し、今年は昨年より2割以上価格が上がっている。生産コストの上昇分が、小売価格に反映されな
い状況が続いてきた。
続く→https://news.yahoo.co.jp/articles/d7836ead57e58fceeb37a...

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019 2022/06/06(月) 16:18:52 ID:BD2Ywy2U8s
昨日、近所のスーパーに行ったら、もやしが売り切れだった。
なんで?
いつも腐るほど売ってるのに。

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