ロンドン(CNN) 食品・飲料製造の世界最大手ネスレは19日、アイスクリーム事業を合弁会社の英フロネリに売却す
る交渉が進展していると発表した。
ハーゲンダッツやドラムスティックなどのブランドを展開するアイスクリーム事業部の評価額はおよそ10億スイスフラン
(約2000億円)。ネスレは今後1年のうちに同事業部をフロネリに売却する計画だが、フロネリからは撤退しない。
ネスレはフィリップ・ナブラティル新最高経営責任者(CEO)の下、売り上げ増大と事業の合理化を目指している。ナ
ブラティル氏は昨年9月、部下との恋愛関係の報告を怠ったとして解任されたローラン・フレイシェ氏の後任として就
任した。
通期決算発表の場でネスレは、コーヒー、ペットケア、栄養関連、食品・スナックの4事業に力を入れると説明した。
電話会見の中でナブラティルCEOはアイスクリームの6ブランドについて、シリアルやコーヒー、菓子、冷凍食品といっ
た商品展開から「外れている」と述べ、「成長をけん引できると考えていたが、世界的規模には達していない」と指摘。
「我々はフロネリと同じようには(成長を)押し上げることはできない」と言い添えた。
フロネリはネスレと英アイスクリームメーカーのR&Rが設立。2019年にはネスレが米国のアイスクリーム事業を40
億ドルでフロネリに売却していた。
アイスクリーム事業を切り離す大手はネスレにとどまらない。アイスクリームは季節によって需要が変動し、冷凍に対
応できるサプライチェーン(供給網)が必要とされるといった特異性を伴う。ユニリーバは重点製品を絞り込む目的で
昨年12月、アイスクリーム事業を分社化して世界最大手となるマグナム・アイスクリーム・カンパニーを設立した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c5e84427d18eb80448d...
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