https://news.yahoo.co.jp/articles/5b1a8fe61de16f37bdbef...  メニュー監修で話題集めたが…   
  長野県小谷村沓掛地区で古民家レストラン「NAGANO(ナガノ)」を運営する「sio(シオ)」(東京都)は、村と 
 の指定管理契約を更新せず、店を閉業する。村が8月18日、村議会全員協議会で明らかにした。同社代表で人気シェフの 
 鳥羽周作さんがメニューを監修して話題を集めたが、客足が伸び悩み継続を断念した。   
 当初はファンが押しかけ 
  同社は東京、大阪、福岡に店を展開。信州の食材を生かして観光客を呼び込もうと2022年10月に村と契約を結び、 
 23年7月に開業した。メニューは3千円の鮭定食、1~3万円のコース料理など。初めは鳥羽さんのファンらが押しかけ 
 好調だったが、少しずつ客足が鈍り、今年8月、村に撤退を打診した。   
 価格下げ、てこ入れしたが 
  村観光地域振興課によると、23年度(7月~24年3月)の来客数は2916人。価格帯を下げ、インバウンド(訪日客) 
 向けにすき焼きを提供するなどてこ入れしたが、24年度は2005人だった。   
  「営業が苦しいことは知っていたが、ここでの撤退はかなりの痛手」と同課の太田勝課長。契約満了日は9月末だが、 
 関直哉店長は「すぐに撤退では、支えてくれた地域の人に申し訳が立たない」と、短期での営業継続を含めて村側と 
 の協議を望んでいる。   
 村が1億2600万円かけ改修 
  店の入る築140年超の古民家は、村が17年度に取得し、1億2600万円をかけて飲食店向けに改修した。新型コロナ 
 の流行で内定していた業者が辞退するなど指定管理者選びが難航した末にシオとの契約に至った。
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