無関係のようで、とても重要なことだから冗長になるけれど少し書くね
日本という国は天皇が統治して総ての民は天皇の臣下だったわけ、だからいつの時代の天下人も
必ず天皇の下(臣下)という立場をとった。織田信長でも誰でもが。
赤松が足利将軍を殺害したり、三好三人衆が将軍を廃嫡したりと将軍という(制度上の)天下人
でさえ手を付けられる中、天皇だけはいつの時代も守られてきた。
武力で天皇を廃嫡するなんぞ常に可能だったにもかかわらずね。
だからこそ、例えば九州の豪族が中国の王朝と組んで日本を乗っ取る
東北の有力豪族が女真族と組んで日本を乗っ取る
物理的には可能だが、互いに敵対する有力者間でも天皇だけは、敵も味方も共通の統治者で
自分たちはその臣下という理解だったから日本は独立を保ち存続してきたわけよ。
元寇で鎌倉武士が活躍したからではなく、すべての国民が共通の臣下だったからなんだな。
有体に言えば、国民の誰一人として天皇を裏切らなかったから外国勢力と内通して国、
もっと言えば天皇の臣下であることを裏切らなかったから日本という国が存続してきた。
今後は、皇室の後継者問題とか色々あるし時代に則して変わっていくだろうが、少なくとも
今現在にまで至る「国体」についてあまりにも理解がない、無知、稚拙な理念を持つ方々には
国は託せないんじゃないの?
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