トラスト社は大株主2位に浮上
一部の株主は激怒しており、ネットなども騒がしい――。
2月20日の東京株式市場で回転ずしチェーン大手『くら寿司』(東証プライム)に買い注文が殺到しストップ高となっ
た。この日の日経平均は終値で−1.24%の下落で大半の銘柄が大きく下げた中で、一体何があったのか。
「くら寿司は昨年12月11日に株主優待の廃止方針を打ち出し、“くら寿司ファン”や投資家らは“失望売り”で3割以上
株価は下落していました。しかし一転、2月19日に保有株数に応じて食事券を贈呈するという株主優待の復活を発表し
たとたん、株価が急上昇したのです」(経済誌記者)
翌20日の株価は前日比+19.31%で500円上昇するストップ高水準で終値をつけた。翌21日も終値で75円高を付けるな
ど、株価は上がり続けた。
「復活してほっとした株主もいるかもしれないが、去年からジリジリと3割以上も下がっているということは、多くの株
主が手放したということ。しかも復活した内容も大して変更はなく、割引券が食事券に変わった程度で金額も同じです。
くら寿司は《多くの株主様から株主優待制度の再開等のご意見やご要望を頂戴いたしました》として再導入を決めたと発
表していますが、損失を出した株主からすると“ふざけるな”という感じでしょう」(全国紙記者)
しかしこの株価下落→上昇の裏では、「くら寿司」創業家一族の気になる動きが……。
くら寿司のIR情報を見ると、昨年12月11日に株主優待を廃止発表。その5日後の16日に
《株式会社トラスト(代表取締役 田中 信)より、田中 信氏(当社取締役副社長)から、下記のとおり当社株式を取
得する旨の通知を受けました》
というリリースを出している。
トラスト社の代表である田中信氏は、くら寿司の現・社長の田中邦彦氏の長男で同社の副社長でもある。
IRのリリースによると株価暴落後の12月17日付で信氏は自身が保有する400万株のうち250万株を自身の資産管理会社
トラストに売却。トラスト社はそれにより合計で440万株を保有する大株主2位に躍り出ている。
一方、信氏個人は株式を譲渡したことにより2位から4位に下落。どちらにしても信氏の資産のように見えるが、どん
なメリットがあるのだろうか。
「節税対策の一環ではないでしょうか。持ち株比率が3%以上の“個人の大株主”の場合は配当金の利益に対し最大55%
が総合課税の対象となります。だから税金がはるかに安い資産管理会社に株を移行させたかったのではないでしょうか。
株主優待の廃止を発表してから株価は暴落したのでトラスト社はかなり株を割安で取得できています。株主優待の復活に
より株価はかなり戻りましたし、今後も上がっていけば含み益も出てくるでしょう」(経済誌ライター)
しかしこの動きはSNSでも話題となり
続く→
https://news.yahoo.co.jp/articles/90f44cf4cc73d066b3c20...
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