今月29日午後12時、忠清南道泰安郡所遠面波涛里(チュンチョンナムド・テ
アングン・ソウォンミョン・パドリ)。漁村契員170人余りが干潟や砂場でアサ
リを採取していた。この日は今年のアサリ干潟狩りの解禁日で、空を覆った濃厚な
粒子状物質や黄砂も彼らの作業を邪魔することはできなかった。
腰を曲げて数時間作業しなくてはならないが、漁民の顔には笑みが絶えなかった。
今年は特に雨が多く降ってアサリの採取時期が遅れたうえ、新型コロナウイルス感
染症(新型肺炎)の余波で観光客の足が途切れて気が気ではなかった。
◆数時間作業…腰が痛くても漁民の顔には笑み
久しぶりに海に出てきた漁民は「やっと生きているという実感が沸いた」「腰が痛
いのも分からない」と口々に言いながらアサリをザルに入れていった。上げ潮で海
水が上がってくると、漁民は海水で貝をきれいに洗って網に入れた。
この日、波涛里漁民が採取した貝は10トン。すべて日本に輸出される。水産協同
組合と泰安郡庁で原産地表示の確認を受けた後、輸出業者を通じて日本に輸送する。
波涛里では10月までアサリ採取が続く。波涛里漁村契は今年1000トンほどの
貝を日本に輸出すると見通している。1キロあたり2300ウォン(約223円)
ほどなので、1000トン輸出すれば23億ウォン程度の収益を上げることになる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e981f297e585f50111ca7...
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