EV普及、欧州で広がる「ノルウェー化」 ノルウェー:9月の新車販売に占めるEV比率は62%


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001 2020/10/29(木) 09:20:52 ID:Zsb/KrYpVQ
9月の新車販売に占める電気自動車(EV)の比率が62%に達した国が欧州にある。ノルウェーだ。首都のオスロ。高速道路などを走る場合、EVなら通行料金が免除もしくは減免される。一方、ガソリンなど内燃車の場合は特定のポイントを通過するごとに二十数クローネ(200~300円前後)が請求される。

同国では環境意識の高さなどを背景に、早くから付加価値税の免除などのEV普及政策を導入。2019年でEV比率は5割に迫っていた。新型コロナウイルス禍で自動車販売は減っている。それでもノルウェー電気自動車協会事務局長のクリスティーナ・ブーは「EVについては消費者の購入意欲は減退しないだろう」と言い切る。

こうした「ノルウェー化」がいま欧州で広がる。ドイツでは9月の新車販売のEV比率が過去最高の8%となった。英国やフランスでもプラグインハイブリッド車(PHV)を含む比率が1割を超えた。21年から欧州で新しい環境規制が本格導入されることに加え、コロナ禍を受けた景気刺激策でEV購入補助金が拡大されたことが大きい。

「『ID.3』はフォルクスワーゲン(VW)の未来だ」。9月末の株主総会で社長のヘルベルト・ディースは力説した。9月中旬から納車を始めたEV「ID.3」は、すでに同社の19年のEV販売実績の約3割にあたる3万台超を正式受注。好調な滑り出しに自信を深める。

欧州では環境規制がさらに強まる気配だ。「野心的だが達成可能で、欧州のためになる」。9月、欧州連合(EU)の欧州委員長のフォンデアライエンは、域内の温暖化ガスの排出目標の強化を表明した。これに伴い、30年に乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量を21年比で37.5%削減するという現在の目標を、一気に50%削減まで強化する案が検討されている。

「新車の約6割をEVにしないと達成できない水準だ」。独自動車工業会はこう解説する。EVしか売れない時代が必ずしも夢物語ではなくなってきた。

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