失った売り上げ3000万円「どうしようもないが、厳しい…」
1月13日に閉店した長野県のイトーヨーカドー南松本店(松本市高宮中)。閉店は、入居していたり、商品を卸していた
りした地元事業者にもさまざまな影響を与えている。
1階の食品売り場で、総菜店「そうざいのかとう南松本店」を開いていた株式会社加藤鯉鶏肉(こいけいにく)店(塩尻
市大門一番町)。加藤崇社長(57)によると、南松本店の売上額は全社の2割弱を占めていた。
加藤鯉鶏肉店は、コイやウナギを調理した総菜販売が主力。本店と松本市のヨーカドーのほか、同市深志1のアルピコプ
ラザと塩尻市広丘野村のGAZA(ギャザ)にあるデリシア内、そして同市大門一番町のウイングロードの計5カ所で調理・販
売していた。
ヨーカドーとデリシアではスーパーの調理場の一部を借りて調理。一番人気は「鯉のうま煮」で、他にサバの煮付けや煮
物など手作り商品が売りだった。その他に中信地方のスーパー5店に販売コーナーを設けているが、ヨーカドー内の南松本
店の売上額は、GAZA内の店に次いで2番目に大きかった。
加藤社長によると、南松本店は2010年ごろ開業。ヨーカドーの総菜は質が高く、その中で自社商品を売るために工夫を
重ねたという。「一生懸命、商品開発をしてこちらも成長できた。ヨーカドーには感謝している」。その店舗が、ヨーカ
ドーと共に閉業を余儀なくされた。「影響は非常に大きい」
コイは、親戚の会社が千曲市で養殖しているものを仕入れて使用。野菜類は松本市の市場で買い付けている。仕入れの減
少は、これら関連事業者の売り上げにも影響する。
買い物客からは「閉店後はどこに行けば買えるの?」という問い合わせが度々寄せられた。近隣店舗の場所を示す紙を配
ったが、塩尻市内や松本駅前のアルピコプラザ内の店にわざわざ行くのを控える人もいるだろう。「引き続きお越しいただ
けるといいが…」。加藤社長は客離れを心配している。
ヨーカドー1階にあった菓子店「里菓抄(さとかしょう) まる山」の南松本店は、有限会社丸山菓子舗(安曇野市)のテ
ナント店だった。「安曇野の店を松本で多くの人に知ってもらうきっかけになった」。丸山明男社長(56)は、ヨーカドー
内の店舗の意義をこう話す。続き→
https://news.yahoo.co.jp/articles/56943115df7c4fc3578da...
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