経常黒字15兆8248億円　4〜9月、年度半期ベースで最大

財務省が11日発表した2024年度上期（4〜9月）の国際収支統計の速報値によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は15兆8248億円の黒字だった。黒字幅は前年同期から12.3%増え、年度の半期ベースで過去最大となった。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や、旅行収支を含むサービス収支、外国との投資のやり取りを示す第1次所得収支などで構成する。

債券利子などの受け取り増加で第1次所得収支の黒字幅が前年同期から13.3%拡大し、経常黒字を押し上げた。

貿易収支は2兆4148億円の赤字だった。赤字幅は前年同期から86.8%拡大した。輸出は52兆2222億円で5.0%増えた。半導体製造装置や半導体などの電子部品がけん引した。自動車も堅調だった。

第1次所得収支は22兆1229億円の黒字で、黒字幅は13.3%拡大した。第1次所得収支のうち、債券利子などを含む証券投資収益の黒字が7兆7272億円と前年同期から26%ほど増えた。米欧などの高金利による債券利回りの高止まりが背景にある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA110KQ0R11C24A1...

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株とかの含み益が円安で大きくなってるだけね

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