能登半島地震「風力発電」にも大打撃、風車が破損、電源は使用不能に


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001 2024/03/12(火) 17:56:25 ID:iaNyDQUu3Y
 石川県能登地方で稼働している73基の風力発電施設全てが、能登半島地震で運転を停止した。本紙の調べで分かった。風車のブレード(羽根)が折れて落下したほか、施設を動かす電源が使えなくなるなどした。半数超で運転再開の見通しが立っておらず、能登で進む風力発電の大規模な新設計画への影響は避けられない。(大野沙羅)

 本紙は、能登地方で稼働する全事業者に取材。少なくとも2基でブレードに被害があった。HSE(茨城県日立市)の連結子会社「能登の風」が運営する志賀町富来地域の風車は、長さ41メートル、重さ約8トンのブレード1枚が折れて一部が地上に落下した。珠洲市では日本風力開発(東京都)の珠洲第2風力発電所で長さ34メートル、重さ約6トンのブレード1枚が破損した。いずれも原因は分かっていない。
 強い揺れで自動停止したり、施設を動かす電源が使えなくなったりして、運転を停止した施設もあった。

 珠洲市や輪島市では道路の寸断などで近寄れず、ドローンや望遠カメラでしか被害状況を確認できていない施設もある。輪島市の「輪島もんぜん市民風車」の担当者は「被害の全容がつかめず、運転再開の見通しが立たない」と明かす。

 地元住民団体「能登の風力発電を考える会釶打(なたうち)」は2月中旬、七尾市中島町の虫ケ峰風力発電所にある10基を視察。変電設備が傾いたり、発電施設の基礎と地面の間にすき間ができたりしていたほか、施設に向かう道に亀裂が入っていた。代表の唐川明史さん(77)は「被害は深刻。風車を建てたことで地中や水脈に与えた変化が今後表れるのでは」と話した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/31433...

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