ウォール街がアマチュアに敗北、米住宅市場でハゲタカと餌食が逆転


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001 2023/02/07(火) 19:35:48 ID:McZ8wPn7g6
イラクからの移民ラード・ユーシフ氏(31)はピックアップトラックを運転してサボテンや砂岩の崖を通り過ぎ、米アリゾナ州フェニックスで最高の不動産掘り出し物を探している。 昨年12月のある平日、同氏は1970年代に建てられたタウンハウスの区画に足を踏み入れた。むき出しでほこりっぽい造園が周囲の砂漠を連想させる。

同氏はその近辺のことをよく知っていた。米国での最初の職は車で5分ほどのところにあるフェニックス・スカイハーバー国際空港の管理係だった。今は住宅の転売に熱心で、かなりのやり手だ。新型コロナウイルス禍が引き起こした2年にわたる住宅ブームの間に20万ドル(約2600万円)を稼いだという。

同氏はコードを打ち込みタウンハウスのドアを開く。2022年の転売で最も大きな利益が出たのは2ベッドルームのこの物件だった。ちょうど値下がりが始まった昨年の春に売却したという。シリコンバレーやウォール街の大手機関投資家は依然として爆買いに走り、時には信じられないような金額を提示することもあった。ユーシフ氏の物件を買ったオープンドア・テクノロジーズは同年4月に他の 5 社の入札者より3万ドル高い26万5000ドルで競り落とした。

オープンドアは現在、21万8000ドルで同物件を売りに出している。手数料と改修費用を含めなくても、4万7000ドルの損失になる。しかし、その提示価格でさえ高過ぎるとユーシフ氏は言う。4回の値下げ後、同氏はそろそろこれを買い戻そうとしている。「常に重要なのは適切な価格だ」と同氏は指摘。オープンドアは損失について前例のない相場下落を反映したものだと説明した。

ソノラ砂漠の一角で、ハゲタカと餌食の役割が突然逆転した。初めての買い手や小規模投資家が、洗練されているはずだが市場の動きを読み間違えた機関投資家の上手を行っている。まさに下克上だ。

10年以上前、アリゾナ州は差し押さえの波に襲われた。同州の住宅ローン借り手はひどい打撃を受けた。プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社はフェニックスなどかつてホットだった市場に押し寄せ、1ドルに対し数セントという安値で買いあさった。今回は逆に、いわゆるスマートマネーが餌食になっている。

以下ソース
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-30/RP9VA...

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002 2023/02/08(水) 16:24:16 ID:6WKrhyQ2nw
そんなもん、数件を売り買いしてる奴なら、キワキワで売り買いできるだろうけど、
大手はそうはいかんだろ。

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003 2023/02/09(木) 02:25:36 ID:EDLdIqjT72
商品としての不動産のデメリットは、売り買いと手続きに時間がかかるってこと。
土地の価格はその土地固有の価格なので、隣の土地が単価いくらだから、所有の土地の価格が
その土地の単価と同じである必要はない。
土地の形状にもよるし、土質でも変わるし、若干の高低でも変わる。

評価の客観性もとぼしく、3人に価格を算定させると3人とも異なる価格を提示する。

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