ベトナム「南北高速鉄道」計画で日本に支援要請の背景… インドネシアの轍を踏まないために


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001 2023/01/21(土) 04:45:44 ID:HTy2Sx9mb6
 ベトナム政府は北部の首都ハノイと南部の主要都市ホーチミンを結ぶ南北高速鉄道計画に日本の支援を改めて要請した。
これは1月13日にハノイを訪問した鈴木俊一財務相に対してファム・ミン・チン首相が会談の中で明らかにしたもので、ベ
トナム国営メディアが伝えた。

 ベトナムは現在、南北を結ぶ在来線に加えてハノイに都市交通、ホーチミン市に地下鉄がそれぞれ開業したり建設計画
が進んだりするなど、鉄道整備を積極的に進めている。

 在来線は、1935年開業という古い路線で、ベトナム戦争での運行分断などを経て統一後に再開し「統一鉄道」と呼ばれ
ているが、ハノイからホーチミンまでは約29時間もかかることから、南北を結ぶ高速鉄道の建設が長年の念願となってい
た。工事は2030年代に一部区間を完成させ、最終的には2045年の全線開通、営業開始を目指している。

 この高速鉄道計画は2007年に発表されたが、当時330億ドルという巨額の建設費用が見込まれたことや、中国南部を走
るパンアジア鉄道の乗り入れが想定されたため、「中国の影響力が強まる」との懸念から一度は国会で否決された経緯が
ある。

 しかしその後、2016年に否決された計画の見直しが始まり、2018年に鉄道公社傘下の鉄道プロジェクト委員会が「予備
的事業化報告書」を交通運輸省に提出したことで計画が再び動き出し、ベトナム国民の期待を一身に担った「念願実現」
に向けて歩み出したのだった。

時速300キロ以上、広軌で建設
 ベトナムの報道などによると、日本が支援を要請された高速鉄道計画では、在来線と同じ狭軌(1000mm)ではなく高速走
行を可能にする標準軌(1435mm)の線路を採用し、最高時速320~350キロを想定している。

 これによりハノイ~ホーチミン間約1560キロの区間を、在来線の29時間から最速で約5時間半に短縮することを目指して
いる。

 南北高速鉄道は全線を標準軌で新設して旅客列車専用路線とし、在来線(狭軌)は改良を加えながら貨物輸送専用の路線
として維持する予定となっている。

 ハノイ~ホーチミンの高速鉄道は国土を南北に縦断するため、20の州と市を経由する計画で、全線の60%が高架とな
り、30%が地上区間、残る10%がトンネル区間となるという。

 車両基地は全線で5ヵ所設けられるほか、24の駅が予定されているが、さらに3駅が追加される可能性もあるとしている。

 また開業後は、ハノイ~ホーチミンを約4時間半で結ぶ国内航空路線に対抗するため、鉄道運賃は同区間の航空運賃の約
75%に抑えて利用を促す予定だという。
続く→https://news.yahoo.co.jp/articles/a934c5e08d5f283ebb167...

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014 2023/01/26(木) 08:09:23 ID:22tnyfZAPs
>>5
ベトナムはめっちゃ縦長な地形だからあると非常に便利。

>>11

中国に対しては歴史的背景から警戒感を持ってるからべったりではないよ。

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