競売会社クリスティーズは11日、デジタルアート作家「ビープル」ことマイク・ウィンケルマン氏の作品が約6930万ドル(約75億3000万円)で落札されたと発表した。 この作品「Everydays - The First 5000 Days」は、13年以上にわたって1日1枚ずつ撮影された5000枚の画像をコラージュしたもの。 作品は「非代替性トークン」(NFT)と呼ばれる新たなタイプのデジタル資産で、暗号資産(仮想通貨)の基盤であるブロックチェーン技術で認証される。 NFT作品の市場はここ数カ月で拡大しており、先月にはビープルがトランプ米前大統領をモチーフにした10秒のビデオクリップが660万ドルの値を付けた。