電気自動車普及のカギを握る電池技術の現在地 全固体電池への過度な期待は禁物


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023 2021/02/09(火) 13:47:45 ID:ALKBZGxjTQ
目下の電力不足には、天候の他にも理由がある。それは再エネ、とくに太陽光発電の増加だ。
四国、九州地方では太陽光発電事業への投資が進み、天気の良い日には、全電力の6割近くを太陽光発電が占めていることもあった。
それが今、悪天候でほぼゼロに近く激減したにもかかわらず、電気の需要が激増したわけだから、バランスが崩れるのは無理もない。

再エネ、特に太陽光について言えば、それが増えた結果、2つのことが起こった。まず、天気の良い日に再エネ電気が余り、火力発
電所ができる限り出力を絞らなければならなくなった。一方、天気の悪い日には再エネ電気が少ないため、火力が全力で発電しなけ
ればならなくなった。
再エネ電気の昼夜の発電量の差や、天候による差を吸収する役目まで背負うことになった。いつ、太陽が陰るかもわからないので、
常に待機していなければならず、設備を減らすこともできない。電力全体から見れば、無駄な二重投資でもある。
しかも、急激な出力の増減を繰り返すと火力発電設備には負担がかかる。これらの無理が拡大した結果、現在の電力の逼迫が起こっ
ている。

再エネを増やしすぎると、今回のようなトラブルに見舞われる。いや、再エネを増やせば増やすほど、この問題は歯止めが効かなく
なり、電気代と共に請求される「再エネ発電賦課金」も膨らんでいく。
しかも、産業界の負担も大きくなる。だから、再エネは無制限に増やさない方が良いという理解が、今後、進んでくるはずだ。
これが解決しないうちに電気自動車へシフトするのは、危険すぎる。

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