クラウンの販売台数急落 ド派手な「若返り路線」が裏目に


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001 2020/12/07(月) 13:46:39 ID:01VvdwomiA
 この急激な販売状況の悪化はなぜ起こったのか。もちろん昨今のセダン衰退の影響も少なからずある。が、クラウンの場合はそればかりではない。
これまで四半世紀にわたってクラウンの課題であり続けてきたユーザーの平均年齢の若返りを結局果たすことができなかったことが致命傷となった。

「きんつばデザイン」と呼ばれた昭和のクラウン

 クラウンはもともと“日本最適化”が至上命題の高級サルーンで、全幅は1.8mジャストと、全長4.9m級のモデルとしては狭い。

 この全幅は日本で使いやすいサイズというふわっとした説明がなされることが多いが、ビタ1ミリはみ出さないのには明瞭な理由がある。
名誉会長の豊田章一郎氏に尋ねたところ、

「実はウチが使っている銀座のある駐車場が全幅1.8mまでと決まっていてね、そこに停められるように3ナンバーになってもそれ以上は広くしない
ということにしたんだよ」

 と、なるほどクラウンのような歴史を踏んできたモデルならそういうこともあるのだろうと妙に納得させられるような答えが返ってきた。
カネにモノを言わせて駐車場の1台あたりのスペースを拡幅させなかったあたり、謙譲が美徳とされていた牧歌的な時代が偲ばれるところだ。

 その1.8m縛りは、高級車にとってはアゲインストで、どうしてもひょろ長く、痩せて見えてしまう。かつてクラウンが5ナンバーボディを基本と
していた時も同じような難しさは抱えていた。

 寸法の枠ギリギリにデザインするため、どうしても小手先のデザインでごまかすしかなくなる。昭和時代、トヨタ社内では四角に切り落とした
和菓子になぞらえ、「きんつばデザイン」と呼ばれていたという。1.8m縛りもまた、それと似たようなデザイン上の制約となっている。

 それでも、細身なりにスタイリッシュなデザイン、深みのある走り味、乗る人を感心させるような先進性を持たせることができれば、
ユーザー層の若返りを実現させる目はあったであろう。結局、それができなかったことがクラウンの死期を早めた。

ド派手な「若返り路線」が裏目に

 旧型に相当する14世代でトヨタはユーザー層若返りの賭けに出た。「とにかく目立つようにしろ」という豊田章男社長の号令で、
文字通りド派手なフェイスを持つクルマに仕立て、ユーザー層のチェンジを狙ったのだ。しかし、結果論ではあるが、これはうまい手ではなかった。

 筆者は登場翌年の春に14世代モデルで東京と宮城のトヨタ自動車東日本大衡工場の間を途中で寄り道しながら旅したことがある。
そのときの印象は作りといい走り味といい、やたらと薄っぺらくなったというもの。ド派手なデザインでガーンと曲がる分かりやすさはあるが、
クラウンの持ち味である性能を表に出さないじんわりとした味わいという点では、売れなかったが完成度は高かった13世代より後退した感があった。
https://news.livedoor.com/article/detail/19334777...

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002 2020/12/07(月) 14:08:31 ID:t9XxmAglLA
トヨタ車はハンドルのデザインが古臭い。インパネしかり内装も
昭和時代の小金持ち洋風家屋の応接間のイメージがする。垢ぬけ
ない高級さを繰り返している。故にジジ臭い。

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003 2020/12/07(月) 14:11:03 ID:RXv1803M0c
中途半端なんだよ
ゼロクラ以前のコンサバな外観に戻せば固定客は一定数いる

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