ユニクロ柳井会長「本屋に行くと日本人礼賛本ばかりで気分が悪くなる」


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001 2019/10/19(土) 20:32:44 ID:A626iK9n..
 最悪ですから、日本は。

 この30年間、世界は急速に成長しています。日本は世界の最先端の国から、もう中位の国になっています。ひょっとしたら、発展途上国に
なるんじゃないかと僕は思うんですよ。

 国民の所得は伸びず、企業もまだ製造業が優先でしょう。IoTとかAI(人工知能)、ロボティクスが重要だと言っていても、本格的に取り組む
企業はほとんどありません。あるとしても、僕らみたいな老人が引っ張るような会社ばかりでしょう。僕らはまだ創業者ですけど、サラリーマンが
たらい回しで経営者を務める会社が多い。こんな状況で成長するわけがない。

 起業家の多くも上場して引退するから、僕は「日本の起業家は引退興行」と言っています。今、成長しているのは本当の起業家が経営している
企業だけです。

 結局、この30年間に1つも成長せずに、稼げる人が1人もいない、稼げる企業が1社もない。いや、1社はあるかもしれないですけど、
国の大きさからいったらあまりにも少ないし、輸出に依存していてグローバルカンパニーにはなっていない。稼いでいる人がいなかったら家計は
成り立たないでしょう。30年間、負け続けているのにそのことに気付いていません。

 柳井会長はインタビューの冒頭から、怒りをみなぎらせた表情で日本の現状を語った。そして話は政治改革に向かっていった。

 日本出身ということは必要で、日本のDNAはすごく必要だけど、強みが弱みになっています。例えば、みんなと一緒にやるという強みが弱みに
なってしまっている。たとえば忖度(そんたく)で公文書を偽造するのは犯罪で、官僚なら捕まって当然でしょう。

 民度がすごく劣化した。それにもかかわらず、本屋では「日本が最高だ」という本ばかりで、僕はいつも気分が悪くなる。「日本は最高だった」
なら分かるけど、どこが今、最高なのでしょうか。

 新聞のスポーツ欄を見たらよく分かります。日本選手が3位や4位になったという記事ばかりで、1位は結局、誰かが書いてない。オリンピック
などにたきつけたお祭り騒ぎで、ローマ帝国の「パンとサーカス」と一緒ですよ。国民がそうした生活に明け暮れ、気が付いたらパンが
全部なくなり、サーカスをする費用もなくなっていくということです。

 いわゆる「ゆでガエル現象」というものが全部でき上がってしまった。私はそんな日本についてあきれ果てているけれど、絶望はできない。
この国がつぶれたら、企業も個人も将来はないのですから。だからこそ大改革する以外に道はないんですよ。

 まずは国の歳出を半分にして、公務員などの人員数も半分にする。それを2年間で実行するぐらいの荒療治をしないと。今の延長線上では、
この国は滅びます。邱永漢さんも亡くなる前に「日本は政治家と生活保護の人だけになる」と言っていました。でも滅びると思っている人が
ほとんどいません。

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00357...

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039 2019/10/24(木) 06:39:51 ID:MmXG8v4JGs
確かに年々、入社してくる新入社員のレベルが下がってるな。学力じゃなくて、社会人として。
自己紹介の時、平気で趣味は漫画とかゲームとかアニメとか答える。
将来どんな仕事がしたい?って聞いたら、人に迷惑を掛けないように早く仕事を覚えたいって答える。
いざ部署に配属になると、やりたいことと違うから辞める、とか
人間関係が上手く取れず、上司にもパートさんアルバイトさんにも嫌われる。
人手不足で採用したベトナム人や中国人の方が、日本語勉強中なのによほど仕事を覚えるのが早い。

それが日本人の民度が下がった、というのなら、確かに下がってる。

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