車のエネルギー効率60%向上?世界が注目する単層カーボンナノチューブ


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001 2019/09/09(月) 10:31:42 ID:YbZ12ltDFU
◆SWCNTはなぜ、それほど注目されているのですか。

 その特性には類がないからです。グラフェンを除いて、非常に強く、軽く、柔軟性があり、導電性がある材料は他にはありません。実際、SWCNTはグラフェンの一種で、巻き上げられたグラフェンシートとして見ることができます。
 非常に重要なのは、材料の改良に必要なSWCNTの配合量が少なく済むことです。化合物の総重量の0.01%から効果が期待できます。これは、SWCNTの長さと直径の比(アスペクト比)が極めて大きく、材料内で3次元の補強および導電性ネットワークを形成し、材料の重要な特性の信じられない組み合わせをもたらすためです。

◆楠本化成がSWCNT事業を強化するようになった経緯は。

 楠本化成は、化学会社として顧客から高い信頼を得ているという自負があります。当社は常に、業界の高い要求を満たせることができる新しいテクノロジーを探しています。そうした中で2年前、世界最大のSWCNTメーカーであるOCSiAlの日本総代理店になりました。現在、日本市場におけるSWCNTを利用した技術開発をリードしています。

◆成長が期待できるSWCNTの応用市場はどの領域ですか。

 今年、バッテリー用途向けのSWCNT分散液の生産を開始しました。バッテリーメーカーは、「大衆市場の電気自動車用のリチウムイオンバッテリーのサイクル寿命をいかに延ばすか」という問題に対するソリューションを模索していると認識しています。そこで、TUBALL?シリーズ(水ないしNMP分散液)を市場投入しました。本分散液は、密着性、安全性、レート特性、サイクル性能の向上を可能にするため、より多くの活物質を使用でき、正極のエネルギー密度を最大化できます。最新の高エネルギーNCMおよびその他の正極材料添加量を最大99%にまで高めることが可能になります。シリコン負極では、この材料の重要な問題であるサイクル寿命の短さを解決します。これは電気自動車産業にとってコンシュマー市場に進出する上で非常に重要だと考えます。

◆ほかにSWCNTではどのような応用開発が試みられてますか。

 SWCNT関連プロジェクトのほとんどは、現在、ナノチューブを使用したさまざまな材料の電気導電性および機械的特性の改善に焦点を当てています。機械的特性に関して言うと、ターゲットとなる物性は、特定のアプリケーションに応じて、強度改善、弾性の維持、耐摩耗性改善などです。 SWCNT使用により、ポリマー、バッテリー、ナノコンポジット、タイヤ、繊維などで、既存の材料の特性よりもはるかに優れた独自の特性が備わり、新しいビジネスチャンスと市場の広がりを期待しています。

 進行中のすべてのプロジェクトを世界中のさまざまな地域のSWCNT製品とリンクしていけば、未来の車全体がナノ補強材料で作られるという驚きの結果になるかもしれません。OCSiAl によると、SWCNTをバッテリー、タイヤ、プラスチック製の自動車部品で同時に使用すると、自動車の全体的なエネルギー効率が50〜60%向上するということです。将来の輸送機器は、この秋11月5〜6日に京都で開催される NAUM’19の中心的なトピックのひとつです。

(ソースより抜粋)
https://newswitch.jp/p/1901...

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002 2019/09/09(月) 13:14:32 ID:i3ZVsVhiss
お前の言うことは訳が判らん

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003 2019/09/09(月) 15:10:08 ID:xaaNc2V.UU
中韓国人がアップをはじめました。

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