>>16 アーモンドでもコーンでも、市場価格は生産コストで決まるわけではない
ゆえにアーモンドでもコーンでも、大規模・零細の生産コストごとに
市場価格が複数存在するなどということはない
アーモンドでもコーンでも、市場における取引価格は一つしかないから
生産コストがそれより割高な零細は商売にならず退場を余儀なくされるし
割安な農家は濡れ手に粟のボロ儲け
これはアーモンドでもコーンでも、そして米でも同じこと
大規模農家はそもそも生産コストが低いので
価格下落をおそれることなく
大量生産されたそれを「売り払ってナンボ」とばかりに
大量に市場にブチこんでくる
このような大規模農家のシェア拡大は
市場価格を大規模農家の低い生産コストぎりぎりにまで低下させる
つまり価格下落を進めることになる
米の場合は全収量の大半が農協によって掻き集められてしまい
出荷量(≒価格)が農協によって恣意的にコントロールされてしまうため
日本の米にはそもそも市場価格なるものが存在せず
ゆえに大規模化による価格下落が起きづらかった面がある
だが今や、米農家の大規模化が着々と進み
全耕作面積の半分以上を大規模農家が占めるようになった
そして価格決定のイニシアティブを握り続けてきた怪物・農協の集荷量は
ついに半分を割り込むに至った
このように、大規模農家のシェアが拡大すればするほど、農協の集荷量が減る
そして価格決定のイニシアティブがついに農協の手を離れ
自然発生的な市場機能の手に委ねられるようになった
別スレにあるJAしまねが最低保証額の提示を見送ったのは
こうした力関係の逆転によるもの
零細のための利権団体である農協の牙城は崩れつつある
そりゃそうなるだろう
農業従事者の高齢化で零細農家がみるみる自然消滅してるんだもの
日本の米農業が、フランスの小麦農業のようになるといいなぁ
賢い有権者と有能が政治家がいればこういう方向へもっていけるんだが
日本の有権者はあまり賢くないからどうなるかなぁ…
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