>>27 「それと第9条は全然関係がない。」
意味が分からないので、もう少し詳しく。大昔の人は9条に関しては、日本の脅威を封じる、
報復、この2つの目的で教えられたようだ。或いは想像でそう思っている人もいるかも知れ
ないが、最近(といっても既に何10年も前)の教科書の説明ではこうなっている。
『憲法第9条の趣旨なんて「日本は二度と武器持ってアメリカに逆らうな」だ』そう
考えるのが普通。そう考えて然るべき。ただ歴史の事実は少し違っていて、マッカー
サーは日本の占領を円滑に行うためには天皇制を温存し、天皇を利用するのが得策と
考えた(
>>18)。しかし、それについては他の連合国の反発が強い。それで、彼らを
なだめる目的で第九条を設け、日本から軍隊も国の交戦権も奪ったというのが事実。
その理由としては、
「連合国の反発ではなく」
想像するのは自由だが、歴史家が連合国やマッカーサーの公私に渡る
記録に基づいて調査した事実に反する。他の連合国の中には、天皇の
処刑を求めるものまでいた。同じ連合国でも、すでにソ連は仲間では
なくライバルと化していた。全てをマッカーサー1人の独断で、思う
がままに決めるわけには、いかなかった。
マッカーサーの内面では、日本に対する恐れ、恨み、憎しみの気持ちが強かったで
あろうことは、彼のフィリピンの体験に照らせば、容易に想像が出来ることだ。し
かし、言うまでもないことだが、自分の想像で歴史を決めつけるのは奇違いのする
ことだ。かつての(今も?)左翼しかり、今も存在する天皇カルト信者しかり。
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