●ドミノが2022年11月から、配達用に電気自動車を展開する。
●車種はシボレー・ボルトで、自分の車を持っていない人もドライバーの仕事に興味を持ってくれるかもしれない。
●2023年式シボレー・ボルトの航続距離は259マイル(約416km)で、「ドミノの電動配達の未来」だと同社は述べている。
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ドミノ(Domino's)が800台のシボレー・ボルトに投資して全米にピザを配達する。
シボレー・ボルト(Chevrolet Bolt)は、航続距離259マイル(約416km)の電気自動車(EV)だ。
ドミノはEV利用の利点として、高額な燃料を使わずにすむこと、従来の車両に比べてメンテナンス費が抑えられることなどを挙げている。
車を持っていなくても配達ドライバーになることができるため、雇用を増やす手段でもあるという。
配達ドライバーを増やすことは、彼らのビジネスの鍵になっている。ドライバー不足だった2021年は、売り上げが低迷した。
オンラインで注文した商品を店舗で受け取ると「チップ」がもらえるようにまでして、顧客に配達を選ばせないよう仕向けたほどだ。
全車両にドミノのカスタム・ラッピングが施される。
「ドミノはいつでも宅配ピザの最先端であり、自動車技術が進化する中で配達車両がEVになることは理にかなっている」とドミノのCEO、ラッセル・ワイナー(Russell Weiner)は記者会見で述べた。
11月末に最初の配達用EV100台が展開された。
アメリカ国内のフランチャイズ店舗と直営店舗の両方で、EVによる配達が行われる。
EVがどこにいるか、どこへ行く予定かを示すインタラクティブ・マップも作成した。
ドミノの本拠地であるミシガン州では、11月21日時点で12台のEVが稼働しており、2023年末までに93台の稼働が予定されている。
「ドミノがEVでの配達に、シボレー・ボルトを選択してくれたことをうれしく思う。両社とも、環境を良くすることに尽力している企業だ」とGMフリート(GM Fleet)の副社長、エド・ペパー(Ed Peper)は声明で述べた。
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