>何でもかんでも競争とかアホな事やってる 
   大規模店が従来の流通を瓦解させて大量に産地から直接仕入れて廉価で売る。 
 その事自体は悪い事ではないよ。 
 副産物として、未活用魚や廃棄野菜も流通したりして生産者にとってもメリットは多い。 
 問題は、廉価な商材は廉価な商材で良いのだけれど高付加価値な商材が売れない。 
 これに尽きるんだよ。 
 例えばイギリス。 
 お国柄と言えばお国柄なんだが、ノーザンプトンで生産されるチャーチやジョン・ロブや 
 クラークスといった高級靴が一定数は売れ続けているんだよ。だから手作りな職人が存続している。 
 日本も、かつては「物を大切にする」生活様式だったし、バブル期などは総てのジャンルで高級品が 
 飛ぶように売れた。ところが、今は?といえば、チヨダや靴流通センターやABCマートで中華製の 
 安物靴しか売れない。一事が万事、洋服から何から何まで安いものしか売れない。 
 こういう掲示板の類を散見すると、かつやのとんかつで十分!とかいう御仁が散見される始末。 
 創業うん年、豚は薩摩の黒豚、油は国産のエステル系に拘っています・・・のような店を利用する 
 セグメントが極端に減ってしまっている。 
 概して貧乏になっているんだよ。転じて、貧すれば鈍するで、審美眼もクソもない状態なわけ。 
 大規模店は大規模店で必要であり、悪い事ではないが本来ならば棲み分けで別セグメントな 
 市場が極端にシュリンクしてしまってるからだよ。
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