リチウムイオン電池素材、中国が台頭 瀬戸際の日本
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020 2021/01/27(水) 11:07:35 ID:EYsIzHvm9c
もちろん本音のところではどの国のどのメーカーも、リチウムイオンEVではHVやガソリン車のリプレイスはできないことを承知している。
新燃費基準の策定会議では、EVへの逆風も始まっている。発電やEV生産に消費されるCO2を無視するのは現実的ではない、という流れからEVをゼロエミッションと見なすべきかどうかの議論も出ている。EVが普及すると共に、今まで受けてきた諸々のお目こぼしを徐々に奪われるのは当然の流れではあるが、EVの普及率が0.1%未満であることから、来年度以降に持ち越しとなった。
長期的にはEV普及は大事なことだと考えると、そのあたりの厳格化はいくら何でも時期尚早だと筆者も思う。それもこれも「時代はすでにEVで、旧弊な内燃機関の時代は終わりだ」と騒いだ人たちに原因がある。シェア0.1%未満という現実を冷静に見るべきだ。内燃機関から見たらEVも燃料電池車(FCV)も同じく0.1%未満。誤差の範囲でどんぐりの背比べをしても仕方がない。
実態を見ればまだまだ嬰児(えいじ)にも等しいEVの現状を誇大に騒ぎ立て、世間を見誤らせれば、一人前に負担を求められるのは当然の流れになる。EV普及に良かれと思って騒いでいるのだろうが、それが首を絞める場合もあることは肝に銘じておいた方がいい。
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