1日財界によると、日産自動車は2005年3月韓国市場に参入して15年ぶりに撤収する。
日産は2005年3月高級自動車ブランド「インフィニティ(INFINITI)」を前面に出して韓国市場に進出した。日産の本陣が上陸したのは2008年10月だ。インフィニティと中型セダン「アルティマ(ALTIMA)」などが主力だった。2010年日産とインフィニティを合わせて6600台だった販売量は2017年9000台水準に増えた。
だが、昨年から韓国と日本の貿易紛争で販売量が急減することで構造調整の対象になったわけだ。実際に、日産は日本製品の不買運動の情報を提供するために作られたウェブサイト「nonoジャパン」の日本製品不買運動リストに掲載されている。
不買運動による影響は大きかった。輸入自動車協会によると、今年(1〜4月)日産は813台、インフィニティは159台が売れたが、それぞれ前年同期よりそれぞれ41%、79%減った数値だ。
ある自動車業界関係者は「レクサス(LEXUS)が着実な販売量を記録するトヨタ、バイクなど自動車以外の事業部を持つホンダに比べて日産は比較的に不買運動に耐える体力が弱い」と話した。
ファッション業界はさらに深刻だ。GUとデサント(DESCENTE)のヤングアスリートが韓国市場から撤収を決めた。
GUはユニクロの姉妹ブランドだ。韓国の店舗3カ所を8月まで運営するという意向を先月21日、発表した。
オリンパスもカメラ事業を今月末まで終了することにした。直営店とオンラインショッピングモールも同日廃店する。ただし、医療事業と科学ソリューション事業部門は国内市場で維持することにした。
業界では今後も日本企業の韓国撤収が続くものとみられる。日本産消費財に対する否定的な認識が根付き、代替材を見つけた国民の消費行動が変わっているためだ。
韓国で人気が多かった日本産ビールも停滞して久しい。関税庁によると、今年4月基準で日本産ビールの輸入額は前年同期より87.8%減少した63万ドル(約6775万円)だった。2018年まで韓国は日本ビール業界にとって最も大きい海外市場だったが、昨年7月以降急減した。不買運動の前にはコンビニエンスストアのビール順位で1〜2位を争っていたアサヒビールを販売するロッテアサヒは昨年の売り上げが前年より半分に減り人員削減を施行した。
https://japanese.joins.com/JArticle/26657...
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