黒田日銀マイナス金利拡大で…いよいよ預金者にツケが回る


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001 2019/09/10(火) 20:14:07 ID:JgpOMDUDDE
「マイナス金利 深掘り選択肢」——。日本経済新聞(7日付)が1面トップで報じた黒田日銀総裁のインタビューが波紋を
呼んでいる。

 黒田総裁は現在、マイナス0・1%となっている短期政策金利について「深掘りは従来から示している4つのオプションに
必ず入っている」と、マイナス金利の深掘りが選択肢にあると認めた。

 日銀は7月の金融政策決定会合の声明文でも、「躊躇なく追加緩和措置を講じる」と宣言している。マイナス金利をさらに
拡大するつもりのようだ。

 それにしても、この時期になぜ、黒田総裁はインタビューに応じたのか。

 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「円高を阻止するためでしょう。7月に利下げした米FRBは、年内に再利下げするとみられています。さらに欧州中央銀行
(ECB)も9月中に利下げに踏み切る可能性が高い。ドルとユーロの金利が下がったら、理屈上、円高になります。
このタイミングで“マイナス金利の深掘りは選択肢”と発言したのは、円高は阻止する、というメッセージでしょう。実際、
円高を食い止めるために、マイナス金利を拡大させる可能性はあると思います」

 しかし、マイナス金利の導入によって、今でも金融機関は収益悪化に苦しんでいる。運用が難しくなっているからだ。

 これ以上、マイナス金利が拡大したら、銀行は預金者にツケを回さざるを得なくなるとみられている。

「もう一段、マイナス金利が拡大したら、今でも青息吐息の金融機関は、やむを得ず、預金者に負担を求めざるを得なくなる
可能性があります。たとえば、預金者に対して“口座維持手数料”を課したり、新規の預金者には“通帳発行手数料”を求めることが
考えられます。ATM利用の手数料を取ることもあり得ます。直接、預金者に負担を求めなくても、コストを減らすために、
店舗やATMを減らすなど、結果的に預金者に不便を強いることもあり得るでしょう。日銀は“円高”を怖がり、マイナス金利の
拡大を考えているのでしょうが、円高は物価が下がるなど庶民にはプラスもある。これ以上、金融機関と預金者に負担を
押しつけるよりも、円高を前提にして金融政策を進めることも考えるべきです」(斎藤満氏=前出)

 6年続けている黒田日銀の「異次元緩和」は、完全に行き詰まっている。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/26154...

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